言われて腹が立つということはチャンスだ

たとえば、あなたが身長180cmだったとします。

そこで私があなたに「チービ!!」と全身全霊で悪口を言います。
あなたを深く傷つけるために。
でも、あなたは何も傷つかないはず。

でも逆に「デカノッポクソ野郎!ウドのバカ大木!図体ばっかでかくなりやがってこの木偶の坊」みたいに悪口を言うと、これは少なからず傷つくのではないでしょうか。

 

要は自分で正解だと思っているかどうか

上の違いは「自覚があるかどうか」だと思うんですよね。
身長が180cmあったら、いくら「チービ!!やーいチービ!!!」と言われても何も感じないはずです。何故なら全然そう思ってないから。

逆に「デカノッポクソ野郎」や「ウドのバカ大木」には少なからず反応するはず。
クソかどうかは別として、本当は使える奴だと思いたくても、「大きい」ということは自覚してるはず。

これって
「悪口によって、無意識に自分が自分のことをどう思っているかについてチェック出来る」
ことを示唆しているってことではないかと思うんです。

例えば「自己中のかたまり」と悪口を言われたとき。
それに対して少しでもカチン、ムッとしたということは、意識してはなかったとしても、自分で自分のことを「自己中」だと思っているはず。しかもそれを悪いことだとも。

例えば「いつもお前は上から目線だよね」と言われたとして、カチンときたとしたら、それは日ごろから無意識に自分のことを「上から目線だな」と感じているからこそなのでは。そしてそれを悪いことだと思ってもいる。

仮に「自分には上から目線感はなにもない」と日ごろから感じているならば、180cmなのに「チビ!」と言われているのと同じで、ムカつく必要がないはず。

悪口を言われるたびに、それは自分が自分を無意識にどう思っているかをチェックできるチャンスなんじゃないかと。
そう思って、ちょっと得した気分で過ごしたいです。

ちゃんと読みました?意味わかってます?この記事の??